らんまる《らんまる 直筆サイン》(2026年、らんまる美術館所蔵)

らんまる《らんまる 直筆サイン》(2026年、らんまる美術館)

 

【解説】

白い紙面の上に、わずか一本の線として残された「らんまる」の痕跡。

画面中央を静かに横切る線は、はじめ穏やかな水平性を保ちながら、やがて微細な揺らぎを見せ、終端で不意に隆起する。その姿は、遠い水平線、山の稜線、あるいは一匹の生き物が歩んできた時間そのものを思わせる。

特筆すべきは、圧倒的な余白である。

作者は紙面を満たすことを選ばない。むしろ「描かれていない空間」を作品の大部分として残すことで、一本の線に途方もない存在感を与えている。それは東洋の水墨画における余白にも通じる一方、20世紀以降のミニマリズムを想起させるほど大胆である。

そして線の終わりに見られる小さな隆起。

それは山なのか。波なのか。あるいは柴犬の丸頭なのか。

作者は答えを提示しない。

 

 

作品解説|茶人・滋井日貞(丸頭美術評論家)

 

 

【作品の制作風景】

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『らんまる、テレビ番組密着取材の末、直筆サインに対応する!!!』

らんまる、テレビ番組密着取材の末、直筆サインに対応する!!!
テレビ番組の密着取材のあと、オンエアチェックを依頼され、ついには直筆サインをマスターする柴犬

 

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