【緊急速報】らんまる、見知らぬおばあちゃん達から褒めてもらう!!

 

てくてくてく

 

 

てくてくてくてく

 

 

とある朝、いつものようにさんぽにでかけるらんまる。

 

 

コンクリートの隙間もピョンっと軽快に飛び越え、

 

 

すこしお気に入りのウッドデッキへひとっとび。

 

 

朝の海辺にちゃかちゃかと木でできた地面を踏み鳴らす音が響き渡ります。

 

 

そして、しばらくちゃかちゃか歩いていると、

 

 

 

 

二人組のおばあちゃんの近くを通りがかりました。

 

 

 

 

すると、

 

 

おばあちゃん①「ツヤツヤ、フカフカとしとる。」

 

 

おばあちゃん②「毎日洗っとるんかね。」

 

 

おばあちゃん①「手は下からシャーッと白くなってかっこいいねぇ。」

 

 

と、

 

 

らんまるは褒めてもらいました。

 

 

 

しかし、

 

 

さんぽに集中しているらんまるは、

 

 

 

 

ちゃっちゃっちゃっ

 

 

 

 

ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ

 

 

 

 

ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ

 

 

 

と、名乗ることもなく颯爽と、褒めてくれたおばあちゃん達の前を通り過ぎ、

 

 

 

 

てくてくてく(プリケツ)

 

 

てくてくてく….

 

 

てくてくてくてく………

 

 

てくてくてくてくてく………..(遠ざかる足音)

 

 

 

と、

 

 

振り返ることもせず、次の現場(草むら)へと向かっていくのでした。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

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